今日は水切ラックのお話しです。
みなさん、食器洗いの後はどうやって乾燥していますか?
ご家庭によっては、食器を洗った後はすぐに布巾で拭いて戸棚にしまう人がいますね。
そのような人にとっては、水切ラックに食器を放置して乾かすのが気持ち悪いらしいですね。
僕は、全然理解できないですけれども。
残念ながら、我が家では食器のホームポジションは常に「水切ラック」です。
食器棚は已む無く使う第二の食器置き場です(あくまで個人の感想です≒妻はどう思っているかは不明です。)
食器を必要とする時には、普通に水切ラックから茶碗や皿を取り出しています。
本題に戻りまして、
では、そんな我が家で、水切ラックをどう使っているかというお話しです。
一般的なご家庭の水切ラックはこんな感じ↓ではないでしょうか。
イメージとしては、シンクの横に置いておき、洗った直後の食器を置いておき、水を切るというのが文字通りの「水切カゴ」で、その下には水を溜めたり、シンクに流すための「トレー」を敷くというような組み合わせが一般的だと思います。
我が家でも数年前までは、水切ラックと水切トレーの組み合わせで使っていたのですが、妻の「ひと工夫=アイデア」でこんな感じのラックで使っています。
これは、某おしゃれな北欧家具のお店で購入した簾(すだれ)みたいなロール状に「畳める水切ラック」の上に、トレーを取っ払った「水切ラック(上のみ)」を組み合わせたものです。
妻が、水切ラックと水切トレーの組み合わせだと、トレーに水が溜まってカビがはえるのがイヤということで、発想を働かせて、上の写真のような組み合わせを思いついたようです。
一時期は、「畳める水切ラック」だけで洗い物を乾かしていたのですが、簾状の「畳める水切ラック」だけでは洗いもの(=食器)が多いと、積み上げられる量が少なく、全ての食器を乾かしきれなくなりました。
「畳める水切ラック」はシンクの上の平面しかなく、ピラミッド型に食器を積み上げることができるのですが、食器が増えてくると洗った後に置ききれない=それ以上置こうとすると崩れてしまうという状況に陥ってしまいました。
そこで、僕は妻に「水切ラック」と「トレー」の組み合わせに戻すように申し入れたのですが、却下されて今の形に落ち着きました。
この「畳める水切ラック」と「水切ラック(上だけ)」組み合わせでは、洗い物(皿洗い)が済んだ食器を水切カゴに置くと、トレーを介さずダイレクトにシンクに食器の水が流れ落ちることになります。
「水切ラック」の食器収容力と、「畳める水切ラック」の水切性能を兼ね合わせたアイデアというわけです。
しかし、最大のデメリットは、みなさんお気づきだと思いますが「とにかくシンクが狭くなる」というものです。
実際のところ上から見たシンクの面積が4割ほど狭くなってしまっています。
普通に洗い物をしていても食器が多いと、シンクが狭いと感じることが多いのに、この方法では更に真上から見た状態でシンクの面積狭くなってしまっています。
当初、この「空中水切ラック」方式を提案された際には、洗い物がやりにくくなる、というデメリットを感じて、妻に拒否を申し入れたのですが、妻からは「トレー部分がカビるのが絶対にイヤ!」という点で強硬突破されてしまい、現在に至ります。
洗い物担当の僕は、いくら妻から拒否されても、これでは食器を洗うのはムリなのでは?と感じていたのですが、何とか今まで続けてきています。
これまでの間に、シンクに一時保管する食器の量を減らしたり、食器を洗う順序を工夫したりするなど、工夫を積み重ねて今に至っている訳です。
(その工夫は改めて別の記事で書くことにします)
そんなこんながありまして、シンクの「容積」は変わらないものの、「建蔽率?(上から見たシンクの面積)」が低い状態でもなんとかヤリクリしている状態です。
決して洗いやすい訳ではありませんが、妻の主張するように「水切トレー」が無いので水が溜まることも、カビがはえることもありません。
ある意味、僕にとっては洗い物テクニックを上げるきっかけとなった外的要因で、必要は発明の母という感じです。
余談かも知れませんが
某大手メーカーの歴史に、3%や5%の値下げ要求であれば改善だけでは対応しきれないが、20%の値下げ要求であれば、根本的に製品作りを見直して要求に応えられるのでは?と、改革を進めたエピソードに通じるものがあるかと思います。
いろいろ書きましたが、
水切ラックとトレーの組み合わせだと「トレーのカビが気になる」とか、「畳める水切ラックだけでは、洗い物を収容しきれない」といった悩みに対して、一つの解として、「シンクの上に水切ラックをガッツリ設置する」という方法もアリではないか?というテーマでした。
もしも興味を持たれましたら、「空中水切りカゴ」にチャレンジしてみてください。
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